東日本大震災から7年を迎えた3月11日
今年も宮城県南三陸町歌津中山漁港にて、午前中は全国から集まったダイバー19名による海中捜索と、
ボランティア約70名による海岸捜索を行ないました。
海中からは名前の書かれた子供の靴、海岸からは名前が書かれた衣類が数点・写真などが発見されました。
集まった皆さんの想いのもと、毎年必ず手がかりになるかもしれない物を見つけ出す事が出来ています。
午後には、東日本大震災物故者追善供養を行いました。
全国から参加したボランティアと地元の方を合わせて100名以上が集い、地元伝統のお念仏と東京の僧侶による供養を行ないました。
また、中山地区の契約会会長から感謝状をいただきました。
供養が終わると、参列者が岸壁に一列に並び、地元の方々が漁船に乗り、湾内にて漁師伝統の海上回向を行ないました。
震災が発生した14時46分
黙祷と献花を震災によって亡くなられた方々に捧げました。
一人でも多くの方が御家族のもとに帰れるよう、これからも捜索活動を行ってまいります。
どうか皆様のご協力よろしくお願いいたします。
〇東日本大震災行方不明者数 2018年3月9日現在(警察庁調べ)
岩手県 1116名
宮城県 1223名
福島県 196名
全国 2539名
前回の発表(2017年12月8日)と比べ、岩手県で5名・宮城県で2名の震災による行方不明者の身元が判明しました。
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