3月10日 宮城県南三陸町歌津にある旧馬場中山生活センター跡地にて、毎年恒例のキャンドルナイトを行ないました。
開催場所は震災後に避難所として使われていたゆかりの場所で、全国から集まったボランティアさんや地元住民ら約40名が参加しました。
日の入りに合わせてキャンドルが灯され、雪が舞うなか、参加者たちは津波で母親を亡くした地元の女子高校生の語り部に聴き入り、涙を流す方もいました。
開催場所で撮影した震災当時の映像が流され、「こんな風に雪が降ると、嫌でも思い出してしまう。忘れたくても忘れられない」と仰る地元の方がいました。
あの日から何年が経とうと決して消えることのない記憶・・・
勝又代表は「11日の前日に、地域に住宅があったこと、また、多くの人が暮らしていたことを、キャンドルを見て思い返してほしい」と語り、
最後に参加者全員で黙祷を捧げました。