3月11日 東日本大震災から8年を迎えました。
この日の午前は新しい試みとして、宮城県南三陸町の被災地案内を行いました。
あいにくの天気のなか、戸倉地区・防災庁舎・中山地区などをめぐり、震災当時の各地区の写真を参加者に見ていただきながら、勝又代表の語り部で震災当時の様子・震災後の支援の事を語りました。
南三陸町志津川にある民間の震災遺構・高野会館では、建物の内部に入り地元のガイドさんによる語り部で、当時の様子や復興への道のり、私たちがするべきこと、防災への心構えなど貴重なお話を伺うことができました。
※高野会館は総合結婚式場として営業してる中、震災当日は町の高齢者の方々の芸能発表大会が行われていました。
そこに大地震。3階の大宴会場まで津波が押し寄せながら、現場の判断で327人と2匹の犬の尊い命を救いました。
午後は雨が降り続くなか、宮城県南三陸町歌津馬場中山コミュニティセンターにて、東日本大震災追善法要が行われました。
全国からのボランティアと地元の方を併せて60名以上の方が集まり、僧侶による読経と参加者のお焼香で震災で亡くなられた方々を追悼しました。
法要のあと、防災無線による南三陸町長のお話に続き、
14時46分 サイレンを合図にそれぞれの想いを抱きながら、参加者全員で黙祷を捧げました。
震災でお亡くなりになられた全ての方のご冥福をお祈りいたします。
〇東日本大震災行方不明者数 2019年3月8日現在(警察庁調べ)
岩手県 1,114名
宮城県 1,219名
福島県 196名
全国 2,533名
前回の発表(2017年12月8日)から、宮城県で1名の震災による行方不明者の身元が判明しました。
【被災地案内の様子】
【東日本大震災追善法要の様子】